知られざる紅茶ネパールティー
ネパールティーというのは日本ではあまり馴染みがないですね。
主にはヨーロッパへ輸出されることが多かったそうで品質の良さは折り紙付きです。
ネパールティーを出すレストランでもお客様に評判がよいです。
"ダージリンティをしのぐほどの香り"と大絶賛される紅茶!
フードアナリストの田中ゆき子さんという方のコラムを拝見しましたら、ネパールティーを絶賛されておりました。
「...行く前は、ネパールの紅茶についての知識はほとんどありませんでしたが、行ってみると、「紅茶のシャンパン」と呼ばれるダージリンティをしのぐほどの香り高く、美味しい紅茶がネパールでは作られていることが分かりました。その紅茶は「イラムティー」というのです。... (@nify厳選レストラン「食の専門家フードアナリストコラム「イラムティー(Ilam Tea)って知っていますか?」より引用)」
ご存知の通りダージリンティーというのはとても有名な紅茶でして、なかでもセカンドフラッシュなどは、同コラムにもありますように「紅茶のシャンパン」と称されるほど香り高く、たいへん高品質な紅茶として知られています。
そんなダージリンをしのぐほどの味とはスゴイですね。知られていないだけに、ちょっと得した気分です。
ダージリンのお隣イラム地方で栽培される茶葉
ダージリンティーを「しのぐほどの香り」というネパールティーなのですが、実はこのネパールティーの産地であるイラム地方は、インドのダージリンと隣り合わせの地域なのです。
ダージリンもイラム地方も標高1,000m以上の高地に茶畑があり、この環境があの高品質な茶葉を育てるのだそうです。
ダージリンに比べたらまだまだ知られていないネパールティーは、生産量や認知度の課題があって、日本では希少な紅茶といえると思います。みなさまにも是非、未知の味、ネパールティーを味わってみてください。輸入量が増えるとちょっと嬉しいです。
こちらでご紹介させていただいた紅茶は、ネパールティーの産地イラム地方で栽培された「イラムティー」です。木箱にはNTDCの文字。The Nepal Tea Development Corporation(国営の紅茶開発協会)を表しています。ネパールティーについてはこちら「ウィキペディア」が詳しいですのでご興味のある方はどうぞ。
水色よし、香りよし、そして値段よしの知られざる紅茶、イラムティーをぜひどうぞ。